「なんでナマらすんや…」
サッカー犬ポツ |
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ランダム |
(ひゅー…) 「ん?」 (ぼかーん!!) 「ワオワオーン (すんまへーん!) 」 「なんだこれ…いててて。 サッカーボール?」 「ワオワオワオーン! (すんまへんごめんなさい!) 」 「こらおまえ!痛いじゃないか!飼い主はどこに……。あ、お前だけか?」 「ワンワン! (そんやねん!)」 「ワンワンワン…。 (ワシいつも一人やねん…)」 「このボールおまえがけったのか?…試してみるか。 ソレーーーっ!」 「ウワウー! (バシッ!) 」 「おお!速いっ!ボールに追いついた!こっち返してみろよー!」 「ウーワウー! (ドライブシューッ!)」 「!!おおお!すごいキックだぁ!」 「ワウン? (やろ?)」 「すごい犬だなぁ。そうだ、お前に名前つけてやるよ。んんんんん……・・。 ポツだ。おまえの名前はポツ!ポチがナマッた感じでいい名前だろ?」 「………ワウ…。 (なんでナマらすんや…)」 「しかし、犬がここまで見事なサッカーをやるなんてなぁ。」 「野球をやらせるでやんす!」 「いきなり、なんだよ湯田君。」 「犬に野球をやらせて、プロ野球を盛り上げるでやんす。」 「…いや、それは無理だろ。」 「どうしてでやんす?」 「イヌはバット持てないからな。」 |
変動:体力+30 |
今度はゴルフ!? |
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ランダム:「サッカー犬ポツ」発生済み |
(ひゅー…) 「ん?」 (コーン!!) 「キャンキャーン! (すいませーん!)」 「またかあ…いたたた。今度は何が当った… ん?ゴ、ゴルフボール!痛いだけじゃすまさないぞ!」 「キャンキャキャン! (すいませんごめんなさい!)」 「おまえがこのボールを投げ…ってゴルフクラブをくわえてるな。 まさか、お前がそれで打ったのか?!」 「キャンキャキャン! (練習中だったんです) 」 「クウゥゥゥン… (ごめんなさい…)」 「まったくこんなもん当ったら下手すりゃ死んじゃうよ。 それより、お前は本当にゴルフなんか出来るのか?」 「キャンキャキャン! (見ててください!) 「キャーキャーキャーーン! (チャーシューメーン!)」 「おおっ、本当に打った!!よくクラブをくわえて打つなんてできるな!」 「ワウ!」 「クゥーン!」 「あ……ポツ!もしかして友達か?友達ができたのか?おお、よかったなー! これでもう一人ぼっちじゃないな!記念にお前も名前をつけてやるよ! そーだなー………うん、プーコだ。プードルだからプーコ!いい名前だろ?」 「………ワウ… (安直すぎや…)」 「しかし、犬がここまで見事なゴルフをやるなんてなぁ。」 「クラブがもてるならバットも持てるでやんす!」 「いきなり、なんだよ湯田君。」 「イヌに野球をやらして、野球を盛り上げるでやんす!」 「…むりだろ?」 「どうしてでやんす?」 「だれがルールを教えるんだ?」 |
変動:体力+30 |
まさかサイボーグ犬? |
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ランダム:「今度はゴルフ!?」発生済み |
「ん…?あ!ポツとプーコでサッカーやってるぞ。」 「ワオワオーン! (これを受けてみろー!)」 「お?」 「ワオワオーーーン! (フェイントだーーーー!)」 「おおおおおお!!めちゃめちゃうまくなってる!! フェイントまでやるなんて…犬ってすごいなぁ。」 (ポカッ) 「なに馬鹿なこと言ってるでやんすか!普通の犬が、あんな事できるわけないでやんす! あれはすごい天才犬でやんすよ。 うちのチームに入ったらあっという間に一軍行きでやんす。」 「じゃあ、俺たちは犬以下か?でも普通じゃない事だけはたしかだな。」 「キャンーキャキャーーーン! (ドライブシューーーッ!!)」 「プーコまでドライブシュートが?まったくスポーツ万能だな。」 …………。 (はっ!あの2匹ってもしかしたら、サイボーグ犬?) 「ううむ、ヤツらに野球をやらせてみたいでやんす。」 |
変動:体力+30 |
天才犬の練習 |
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ランダム:「まさかサイボーグ犬?」発生済み |
ポツを見かける。 「こんな時間にどこへ…?」 (後をつける… 「このビルに入っていったけど…むっ!」 「くうん♪くうん♪」 プーコまで来たようだ。 「もしやこのビルにサイボーグの改造部屋でもあるのか?」 (ギィッ…ギィッ…) 「な、何の音だ?まさか…」 思わず銃を構えるリグス。 「今日は500回?すごいわね!」 ※実際はキャンキャンと表記されて括弧にこのセリフが表示されます 「ワ…………ン!ワ…………ン!」 「い、犬が腹筋してる!?おなかにダンベル巻いてるよ!」 「こっちは、ボロのサンドバックに体当りしてる!」 「ふうーーー…今日はこれぐらいにしとくワ!」 ※実際はワンワンと表記されて括弧にこのセリフが表示されます 「廃ビルに荒ゴミを集めてきてトレーニング施設作ったのかよ?! すごい…。でも、体をきたえているのならサイボーグじゃないな。 …………ものすごい天才犬だけど。こいつらに負けたら犬以下…か。 チクショー、俺もがんばるぞ!」 (そのころ寮では… 「湯田さん、何を読んでるんです。『犬との対話』?」 とアキラが尋ねる。 「ククク、金のタマゴを見つけたのでやんす。 やつらと会話できれば、オイラの老後は安泰でやんす!」 「???」 |
変動:やる気+2、体力+30 |
プロフィールNo.35 ポツ |
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球場のそばに住んでいる、小汚い柴犬。 ボールを蹴って追い回す遊びが大好き。 ゆえにサッカー大好き。 残念ながら、野球はキライ。 |
プロフィールNo.36 プーコ |
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小汚いトイプードル。 とある金持ちの飼い犬のうちの1匹 だったが、ご主人様が株で失敗して破産 し、捨てられてしまった。 人イヌ問わず、ほれっぽい。 |
犬…毎回必ず登場するようにお馴染みの、パワポケ界きっての癒し系である。
しばらくパワプロをやってからパワポケに手を出した筆者としては
犬を見るとどうもガンダーと呼んでしまうのだが、それは気にしないことにしよう。
もちろんポケシリーズに出てくるわんこどもはガンダーとは別人である(はず)。
そしてシリーズごとに違う犬が登場していると聞く。
ガンダーと違ってそれぞれの性格が個性的なのが面白い。
パワポケの歴史に疎くて恐縮だがポケ無印とポケ3は同じ犬だとかいうのを聞いたことがある。
ゲーム画面を見ても確かに他のシリーズと違って1と3のデザインは同じように思えた。
まあそれは主人公も1と3で同じであるからであろう。
それを除けば各シリーズで様々な味を出してくれる。
6ではいたずら好きの犬で逆に7ではいじられる犬…5以前は残念ながら知らないので省略する。
それで、…このポツとプーコである。
筆者の狭くて浅い知識の中には犬が二匹同時に出てきた覚えはない。
やはり戌年を迎える1ヶ月前の発売ということで若干力を入れたのであろう。
でもって彼らはもの凄い運動神経の持ち主である。
忍者編に出てきたらさぞかし強かったであろう。
しかし犬をしっかりサイボーグと結び付けているのが巧いと思った。
あたかもサイボーグのように思わせて…実はトレーニングしているだけだったと。
オチまでちゃんと用意されているのがなんとも言えない。
イベントでの変動は軒並み体力が上がり、タイミングさえ良ければかなり育成に役立つ。
前作ではヒーローに取り付けられた装置を外せずに苦い思いをしたユーザーも多いことであろうが、
今作ではそのようなことはなく、彼らに悪いイメージを持つものも居ないであろう。
とにかくこの犬というキャラはナンバリングシリーズでは半永久的に出続けると見て間違いでないと思う。
あまりにもインパクトが強すぎた次の9での犬は、どんな個性を魅せてくれるであろうか。
戌年にふさわしい活躍をしてくれることをただ祈るのみである
情報提供:氷氷様