2次リーグ1組 アメリカvs.メキシコ 3.17


アメリカ 000 100 000|1
メキシコ 001 010 00×|2

勝 ゴンザレスさん
S コルテスさん
敗 クレメンスさん

勝つか、1−0の負けでも準決勝進出が決まるアメリカ。
一方のメキシコは日本戦の6失点が響き、
延長13回または14回で3−0で勝つ必要があった。
つまりメキシコは先制した時点で敗退が決まる。

それを知ってか知らずか3回に某デービットソン塁審
ポール直撃の当たりをフェンス直撃と見間違えて2塁打と判定。
場内が騒然とする中、フランシスコ・エストラダ監督が抗議するも
審判は集まって談笑するだけで判定は覆らず
悪い流れとなったメキシコだが若き大砲ホルヘ・カントゥさん
センター前にタイムリーを放ち見事先制。
この時点でメキシコの準決勝進出が不可能となり、クレメンスさんの引退も決定的に。

先制を許したアメリカだったが続く4回表にさっそく反撃。
ツーベースで出塁のジョーンズさんを2塁に置いて、
A.ロッドさんが放った打球はホームランを誤審されたエストラダさんのもとへ。
見事ファインプレイを魅せるもタッチアップでランナーは3塁へ。
続いて打席に入るのは先程のポール直撃2塁打を間近で見ていた右翼手・ウェルズさん
きっちりとライトへ犠牲フライを放ち、同点に追いつく。

5回裏。一死1・3塁のピンチを招きクレメンスさんシールズさんにマウンドを譲る。
迎えた打者は先制タイムリーのカントゥさん。ここで盗塁により2・3塁となる。
このお陰でショートゴロの間に勝ち越し点を奪うことに成功。

リード許したアメリカは打線が沈黙。6〜8回全て3者凡退に倒れる。
迎えた最終回。3番からの好打順に一死の後ジョーンズさんが四球で出塁。
この回から登板のラロサ投手をすぐあきらめ、アラヤさんに継投
いきなりロドリゲスさんに四球を与え、一死1・2塁のピンチを迎える。
ここですぐにピッチャーをコルテスさんに交代
尚、一塁ランナーは左肩の炎症で先発を外れたデーモンさんに代わっている。
長打が出れば逆転という場面にウェルズさんは力んだのかあえなくショートゴロ。
6−4−3と送られ、ゲームセット。

27アウト目を告げる某デービットソン一塁審のコールはとても力のないものだった。

結果アメリカは2(3?)連敗でまさかの2次リーグ敗退が決定。
メキシコも敗退こそしたが最高の形で大会を終えることができた

これにより準決勝は日本−韓国で三度戦うことに決定した。

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