ダニエル・J・カラスコ(ソフトバンク)

右投右打 1977年4月12日生まれ


@前評判

 ここ3年メジャーリーグで先発、中継ぎ、抑え全ての役割を担い101試合に登板しており、
 昨年は主に先発として21試合に登板し6勝8敗、防御率4.79だった。
 140km台のツーシームを軸にスライダー、カットボール、カーブ、チェンジアップ、スプリットといった
 多彩な球種を混ぜ打たせてとる投球をするようだ。
 コントロールは悪くはないが、そこまで良くもないといったところ。

Aオープン戦成績と分析

・オープン戦初登板は4回3失点。
 コントロールがイマイチで暴投も犯すなど苦しい投球だったが
 12アウトのうち8アウトがゴロと持ち味の打たせてとるピッチングを発揮
・2戦目は5回1失点。
 この日もコントロールがイマイチで暴投を犯すなど7安打3四球。
 5回以外毎回得点圏にランナーを背負いながらも粘り強いピッチングを展開した。
・3戦目は5回1失点。
 3安打4四死球に暴投1と乱れながらも要所を締めてまたまた粘り強いピッチングを展開した。
・4戦目は5回2失点。
 5安打1四球暴投1と苦しみながらも5奪三振の力投で大量失点を防いだ。
・通算:防御率3.32(19回7失点 自責点7) 被安打18 18奪三振 7四球 2死球
 危なっかしいのだが要所は締める。4回ともそういったピッチングだった。
 三振はかなり奪えるようだが、コントロールはイマイチ。それがこの被安打・四球・死球の数に表れている。

2006.3.21追加

B活躍予想

 崩れそうで崩れなかったオープン戦の結果や
 それに対する首脳陣の評価から、開幕ローテーション入りはできそうだ。
 そこまで強烈な決め球があるタイプではないが、それなりの成績は残せるだろう。
 ソフトバンクの強力打線のバックアップがあれば2ケタ勝利も狙えるかもしれない。

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