戦力分析2006

副管理人のサード村田絵美とユースケが別々の視点で戦力を分析しました。
是非、一通り読んでみて下さい。


この企画では開幕登録メンバーやその後確実に登録される選手
WBC出場投手やローテーションの順序が遅い選手など)をもとに
オーダーやベンチ入りしそうなメンバー、それぞれの選手の役割を考え、
目に表れにくい戦力を数値化してチーム力を考える。
詳しい算出方法はいえないが、どちらかといえば投手力を重視しているということは言える。
この後、数値化された値が出てくるのだが、いきなり値だけを出されても分かりにくいと思うので、
昨年のデータを元に具体的な例を出しておこうと思う。

日替わり打線でつながりを作り
2ケタ勝利6人組にYFKを擁して昨年日本一のロッテ・・・272P(投手132P、野手133P、その他補正7P)

金本今岡を中心とした強力打線に
JFKを擁して昨年セリーグ優勝の阪神・・・249P(投手140P、野手109P、その他補正0P)

破壊力抜群の打線を擁するも
投手陣が壊滅した昨年セリーグ最下位の広島・・・184P(投手86P、野手105P、その他補正−7P)

新規参入により明らかな戦力不足
辛うじて100敗を逃れた昨年パリーグ最下位の楽天・・・111P(投手45P、野手66P、その他補正0P)
こういった数値が出た。では、各球団の戦力分析を見ていこう。

尚、以上はユースケの戦力分析についての説明です

交流戦終了時まで

開幕〜交流戦前まで

以下、開幕前の文章


パリーグ総合順位予想

byユースケ 2006.3.24

1位:ロッテ(投手123P、野手133P、総合263P)
   ・・・投打ともに昨年並みに戦力充実ボビー采配も健在。優勝候補の筆頭。
2位:ソフトバンク(投手120P、野手110P、総合233P)
   ・・・城島の移籍は痛いが投打ともに高いレベルを維持しており優勝争いの対抗馬となる。
3位:西武(投手107P、野手111P、総合218P)
   ・・・先発3本柱とクリーンアップを中心とした打線は安定。上位進出にはリリーフ陣の活躍が必要。
4位:オリックス(投手104P、野手101P、総合208P)
   ・・・プレーオフを争う3球団の中で投手陣の安定度は1番。上位進出は打線次第
5位:日本ハム(投手100P、野手98P、総合198P)
   ・・・プレーオフを争う3球団の中で打線の爆発力は1番。上位進出には投手陣の踏ん張りが必要。
6位:楽天(投手66P、野手82P、総合151P)
   ・・・昨年よりはましだがまだ他球団と争えるレベルになっていない。野村采配に注目。


パリーグ予想

byサード村田絵美 2006.3.25

1位 ソフトバンク   首位打者 ガッツ小笠原   防御率 和田
2位 オリックス    本塁打王 ズレータ     最多勝 松坂
3位 ロッテ       打点王 松中      奪三振王 松坂
4位 西武        盗塁王 鉄平      セーブ王 馬原
5位 日本ハム
6位 楽天              新人王 HG炭谷


セリーグ予想

byサード村田絵美 2006.3.31

1位 横浜    首位打者 井端    防御率 上原
2位 巨人    本塁打王 栗原    最多勝 黒田
3位 中日     打点王 嶋    奪三振王 井川
4位 ヤクルト
5位 阪神
6位 広島          新人王 亀井

※横浜ファンなので1位は外せないよ・新人王は開幕戦を観て確信した


セリーグ総合順位予想

byユースケ 2006.3.29

1位:中日(投手111P、野手130P、総合246P)
   ・・・投打ともに戦力充実、守備の鉄壁ぶりも健在。優勝候補の筆頭
2位:阪神(投手114P、野手118P、総合232P)
   ・・・昨年同様の陣容。投打ともに安定しており優勝争いの対抗馬となる。
3位:広島(投手97P、野手120P、総合216P)
   ・・・打線だけならどこにも引けをとらない。上位進出には投手陣の奮起が必要。
4位:横浜(投手116P、野手97P、総合213P)
   ・・・投手陣はどこにも引けをとらない。上位進出には打線爆発が必要。
5位:ヤクルト(投手97P、野手110P、総合210P)
   ・・・本来ならこれほど戦力がないわけがない。上位進出にはケガを防ぐのが絶対条件。
6位:巨人(投手98P、野手93P、総合194P)
   ・・・ケガ明けの主力が多く控えも苦しい陣容。上位進出には新戦力の活躍と若手の台頭が欠かせない。


編集後記

開幕時点での戦力分析、どう感じただろうか。はっきり言ってしまえば、
どこぞのスポーツ番組で江○卓がやっている連○値をパクったものだが、
明確な方針のもとに作ったので、割と満足するものが出来上がった。
僕の戦力分析は、連○値のように月1回更新予定なので、その時はまた見てもらいたい
さて、こうした順位予想は僕たち野球ファンだけではなく当然テレビに出てくるような評論家もかなり行っている。
しかし、彼らの予想からは大体次のような点が見えてくる。

前年の順位を参考にしすぎている。前年Aクラスのチームをそのまま入れ替えている評論家がかなり多い。
 逆を言えば前年最下位のチームがAクラス入りするといった論者はほとんど見受けられない。
巨人優位主義。毎年大型補強をするためか、ナベ○ネの圧力か。
 外部補強だけではチーム力が上がらないことはここ何年かで見てきたはずなのに、
 いつまでたっても多くの評論家が巨人はAクラス入りすると予想する。
・知らないところは当たり障りなくという考えが蔓延している。
 自分から情報収集しないとニュースが入りにくい球団は
 予想しにくいからあまったところにはめてしまうということが多い。

今回の僕の予想は確かに上のような問題点にあてはまるような予想もあったと思う。
しかし、僕にはしっかりとした戦力の分析をしたという自負がある。
評論家の人たちで順位を予想する際にきっちりと戦力を分析している人が果たしてどれくらいいるのだろうか?
フィーリングや話題度だけで決めている評論家もいるのではないだろうか?
そういった疑念が僕の中にはあるので、それが払拭されない限り評論家の意見はあまり取り入れないことにしている
みなさんはどう思っているだろうか。もし、僕のように評論家の意見に不信感を抱いているのならば、
ぜひ自分で戦力分析をやってみることをお勧めする。
きっと今まで以上に野球に興味を持ち、試合を見たくなるだろう。
ひょっとしたらチームの意外な一面を知ることもできるかもしれない。
しかし、結局は文章を読んでいてもほんの一握りのことしか理解できない。
何が大切なのかというと、球場に直接足を運ぶことである。
僕たちもなるべく多くの試合を観戦しようと思っている。
実際に見て初めてわかることもたくさんあるのだから、ぜひ多くの試合を観戦していただきたい。
プロ野球の永遠の繁栄を祈って・・・。

プロ野球担当 ユースケ

※もしこの文章を読んで不快感を覚える評論家の方がいらっしゃいましたらお詫び申し上げます。

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